プログラミング可能なスマートウォッチ「LilyGO T-Wristband」を手に入れたので Hello world を表示してみる。

プログラミング可能なスマートォッチが販売されたということで何も考えずに即買いしました。

LilyGO T-Wristband

https://pt.aliexpress.com/item/4000527495064.htmlpt.aliexpress.com

2020年1月に AliExpress で購入したのですが、某ウイルスの影響なのか届くのに4ヶ月もかかりました。その後自身のモチベーションの問題で封を開けるのに2ヶ月かかりました。

やっと重い腰を上げてプログラミングしようとしたところ、技適が通っていないことが発覚して心が折れました。でもせっかく購入したので Hello world を表示するところまでやってみようと思います。

※2020年8月10日現在、総務省電波利用ホームページの検索結果 で LilyGO T-Wristband の技適が通っていないことを確認

開発環境

T-Wristband を PCに接続する

まずは以下の動画を見て正しい分解の仕方を学びましょう。

www.youtube.com

環境構築

基本的に公式リポジトリの README の流れに従えばプログラムを書き込むことができるようになります。

僕が購入したのは、9自由度の慣性計測装置(3軸の加速度センサ、3軸のジャイロセンサ、3軸の磁力センサ)が MPU9250 のものでした。

新しいものは LSM9DS1 が搭載されているようです。参照する README が異なるのでご注意ください。

今回は MPU9250 搭載の T-Wristband の README を参照しています。

PlatformIO でプロジェクトを作成する場合は、新規プロジェクト作成画面の Board で Espressif ESP32 Dev Module を選択してください。

各種ライブラリのインストールも PlatformIO で行います。画面に文字列を表示するために TFT_eSPI ライブラリが必要なのでインストールします。

PIO Home から TFT_eSPI をインストールする

画面に Hello world を表示する

Example を参考にして、画面に文字列を表示するプログラムを書きます。技適が通っていないので Wifi 関連のコードは必ず削除してください。

文字列を表示する機能だけを備えたプロジェクトがこちらになります。

github.com

あとはプログラムを書き込むだけです。画面に文字が表示されたら成功です。

追記:QRコードを表示してみる

Hello world を表示するだけでは物足りなかったので GitHubTwitterQRコードを表示してみました。

dev-moyashi.hatenablog.com